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マイケル・クライトン

2014.07.22.09:05

こんにちは。


さて、マイケル・クライトンはご存知ですか?


「ジュラシックパーク」シリーズなどの映画の原作者であり


全世界で1億5千万部の本を売り上げた超ベストセラー作家でした。


残念なことに、2008年に喉頭癌でこの世を去りました。


私は、物心ついたころに、今は亡き父に


ハヤカワ文庫の「アンドロメダ病原体」を買ってもらったことが


彼の作品との出会いでした。


衝撃的でしたね。


血液サラサラじゃなくて、血液が粉になってさらさらになる病気を考えつくなんて。


海の向こうにはこんなに科学が面白く、


しかもドキドキするものだということを書く人がいるなんて、と思いまし た。


緻密な構成、その時点での科学的知識の最先端の描写、


しかし科学はあくまでも人間が使うべきものであるという問題提起などの


クライトン節はその作品群に共通しています。


先日、家の中でERのDVD BOXを発掘。


開業のごたごたで行方不明になっていたので、早速視聴しました。


今では違う治療が主体になった部分や、変わらない部分などを含めて


久しぶりにドキドキしました。


非常に惜しい人を亡くしましたが、マイケル・クライトンの残したものは


私を形成する一部となって、これからも折に触れて思い出すことでしょう。

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ママが生きた証 ~後篇~

2014.07.19.09:03

こんにちは。


続きです。


皆の努力の甲斐があって


無事に出産されます。


その後は、かなり濃い時間があったはずですが、


お子さんにビデオレターを残します。


お子さんが成長した時にはママがいないけど


それを空の上から見守っているよというメッセージを撮っていました。


なかなかすごい内容ですが、お子さんには将来きっと


ママのメッセージとそれに込められた意味も伝わることでしょう。


ちょっとだけ残念だったのは、


このようなことはだれの身にも起こりうること。


そのために乳がんの検診と、


自己検診はするべきですというメッセージが


あってもよかったと思いました。


原作の著者の方と、そのお子さんに


幸多かれと願わずにいられません。

ママが生きた証 ~中篇~

2014.07.18.09:05

こんにちは。


さて続きです。


非常に気になったのが


最初のがんを告知する場面。


患者さんにとって今後の人生を変えてしまう


非常に重い話をしなければならないときに


どのような場所でどのようにお話しをするのか?


マニュアル的なものはありますが、


それだけで対応できるはずもありません。


患者さんやご家族の表情、動作、声のトーン、考え方などに


細心の注意を払ってお話ししなければならないからです。


この辺はマニュアルではなくアートの部分です。


人間と人間の人生が試される時と言っても過言ではありますまい。


さらには、告知をするのが初めての医師に告知を


すべて任せるなどあってはならないと思います。


少なくともベテランの医師や、


心のケアのできるベテランの看護師さんの


同席と適切な助言があるべきでした。


この話が本当であれば、


闘病に入る最初期に非常につらい経験をされたのだと理解しました。


次いで気になったのは薬品名。


パーセプチン・・・?


ハーセプチンのことでしょうかね。


タキトール・・・?


タキソールのことですかね?


なぜ薬剤名を変えなければならないのかは不明ですね。


まあ、聖路加の乳腺チームが非常に苦労して


治療に当たっていたのはよくわかりますし


お子さんが無事に生まれてよかったです。


抗がん剤は体にとって毒のある成分を使って


がん細胞をやっつける薬です。


新しく生まれてくる命に対して使うべきものでは当然ありませんが、


使わなければ命がこの世に誕生するまで時間が持たないかもしれない、


そんな中で苦闘されていることに敬意を表します。


明日に続きます。

ママが生きた証 ~前篇~

2014.07.17.09:14

こんにちは。


ちょっと前にTVでやっていたドラマ。


「ママが生きた証」



ふだん私はTVを見ません。


見ても「ガイアの夜明け」くらいです。


しかし以前に私は


化学療法科(現在の腫瘍内科:がんの薬物療法全般の担当)で


働いていました。


特に乳腺腫瘍(一般的には乳がん)の治療を中心に


行っていたので


妻が録画しておいてくれたものを見たのです。


なんでも実話の話で


構成作家の方の奥様に


生じた妊娠中の乳がんで


遠隔転移を伴う


ステージ4のものとのこと。


この状態から物語が展開します。


化学療法、特に乳がんの治療を行う人間にとって


妊娠中の乳がんほど恐ろしいものはありません。


医療者は、手足を縛られて検査・治療にあたるのに非常に似ています。


長くなるので明日に持ち越します。
プロフィール

わたなべ院長

Author:わたなべ院長
20年間勤務医をしてきましたが、ここ我孫子で自分や家族がかかりたくなるようなクリニックを目指して開業しました。今後ともよろしくお願いいたします。

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